薄毛治療に有効なフィナステリドとグレースの併用

フィナステリドは、プロぺシアに含まれる成分の一つで男性ホルモンであるテストステロンがジヒドロテストステロンに変化させてしまう還元酵素である5αーリダクターゼを阻害する働きにより、薄毛の進行を抑制する作用があります。

フィナステリドはもともと前立腺肥大症のための治療薬をとして使用されていましたが、フィナステリドの服用している患者の頭髪が増えてきたのを発見したことをきっかけに様々な研究が行われ現在では薄毛治療に有効な薬として使用されています。

ただ、フィナステリド自体は薄毛を抑制する効果は期待できますが、発毛効果についてはあまり期待ができないこともあり併用して血管拡張作用で発毛効果を得るミノキシジルなどと一緒に使用することが望ましいとされています。

フィナステリドは、服用タイプの治療薬ですので、全身に作用するため人によっては副作用が強く出たり頭皮以外の部分にも影響が出ることが考えられます。

そのため、ほかの薬との併用は慎重に行うのが良いでしょう。

抗生剤の一つに、グレースビットという薬があります。

グレースビットは合成抗菌剤の中でも特に尿路や腸管などの細菌感染症に有効だとされている薬です。

その他、胃や十二指腸潰瘍などのピロリ菌の除菌の補助を行う薬でもあります。

ボルタレンやロキソニンなどの鎮痛剤との併用でけいれんなどの副作用を起こすこともありますが、フィナステリドとの併用はあまり問題ないとされています。

しかし、自己判断で不併用するのではなくフィナステリドを処方してもらったクリニックにあらかじめグレースビットとの併用は問題ないか相談してから服用するようにしましょう。

あるいは、内科などでグレースビットを処方してもらう際には、フィナステリドを服用していることを伝えておくようにするのが望ましいでしょう。